私たちの惑星である地球には70億人の人々が住んでいます。さまざまな年れい、大小、はだの色を持つ人々です。まあ、宇宙には人類の数よりもさらに100万倍も多い銀河があります。これらの銀河にはまた、多くのちがったタイプがあります。
最近、新しいタイプの銀河が見つかりました。これらの銀河は、これまでのどの銀河よりも大きくて明るいです。それだとまだそうおもしろくはありませんが、これらはまた明るい緑色にかがやいています。そこで天文学者は「グリーンピース」銀河と名づけました。この写真のまん中にある小さなみどり色の豆のような場所を注目してください。
これらの新しい銀河は、宇宙全体できわめてめずらしいものの一つです。これらは中心にブラックホールがあるのでとてもかがやいていると見えます。ブラックホールは、強大な重力をもつ本当に小さな物体です。近くのものはブラックホールに引きこまれ、決して再び見ることはできません。天の川銀河系もふくめすべての銀河には、おそらくその中心にかくれているブラックホールというバケモノがいます。
ブラックホールは近くの物質を吸いこむので、その周りに円盤(えんばん)が作られます。水が洗面台のはい水口に吸いこまれるようすを思いえがいてみて下さい。円盤は回転するにつれてより熱くなり、大量の明るい光をふき出します。このようにして、黒い穴が非常に明るい銀河中心にできることが知られています。しかし、グリーンピース銀河の場合、銀河全体がかがやいています。
知っ得ダネ
さやまめ銀河のほかに、宇宙にはグリーンピース銀河があります。ちょうどみどり色のグリーンピースのように見えるので、そういう名前が付けられました。これらの小さな銀河はさやまめ銀河よりもはるかに小さく、それらの中にあるすべての星によって明るいみどり色にかがやいています。
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